
多汗症
多汗症
多汗症とは、体温調節に必要な範囲を超えて汗が分泌される状態のことです。
汗は本来、体温を調節するために自律神経がコントロールしていますが、このバランスが崩れることで、必要以上に汗が出てしまうことがあります。
発汗は自律神経(交感神経・副交感神経)の働きによって調節されています。特に交感神経が優位になりすぎると、体温が上がっていない状態でも汗腺が刺激され、大量の発汗が起こります。
ストレスや緊張、不安など心の状態が自律神経に影響し、結果として多汗症が悪化するケースも少なくありません。心身の状態と密接に関わるため、「汗だけの問題」と考えず、全体的なバランスを整えることが大切です。
当院では、発汗そのものだけでなく「なぜ汗が増えているのか」という背景にも着目します。
自律神経の状態やストレス、生活習慣などを丁寧に評価し、心身両面からの治療を行います。
多汗症は「汗だけの問題」ではなく、自律神経や心の状態と密接に関わる症状です。
発汗そのものの治療に加えて、身体と心のバランスを整えることで、より根本的な改善が期待できます。
お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。